スターライトクルーズに行ってきました~ディナー編~
出航パーティの後はディナーのお時間です。
今回はオタク要素の薄い、ほぼただのぱしふぃっくびいなす食事レポな感じになっているので興味がない方はご注意です。
ちひろさんによる料理の準備ができたからおいで~との船内放送。すっげー凝ってる!オタク歓喜!!
予定では17:15開始でしたが5分くらい早い呼び出しでした。今後のスケジュールが詰まっていることを考えると早く用意いただけたのはありがたいですね(ちょっと前までウェルカムサービスのサンドイッチ食べていた顔)。
基本的にはメインダイニングルームでのお食事なのですが、今回はスイートクラスで乗船したためダイニングサロン「グラン・シエクル」でお食事です。
メインダイニングとはちょっと違う特別なお料理をいただけると聞いてワクワクです。
(夜は先客さんがたくさんいらしたため朝の写真です笑)
おっしゃれすぎてヤバい…普段ありすたそはぁはぁ言ってる汚いオタクがこんなシャレオツな場所に入ってすみませんって感じだ…
因みにメインダイニングルーム「プリマヴェーラ」も素敵な場所です。
施設のご案内 | ぱしふぃっく びいなすのご案内 | びいなすクルーズのホームページ
席に到着するとシンデレラガールズ仕様の紙製ランチョンマットとコースター!
かわいい…!そしてここにも"Happy Sailing!"の文字が。
しかもランチョンマット、厚さだけで言えばラミネート加工必要ないレベルでしっかりしています。そこらの量産型コラボカフェのペラッペラのとは訳が違う…!
こう言いながらコラボカフェ大好きオタクなのでその要領で早々にランチョンマット下げたら周りの方がえっみたいな反応されていたのですが、その後給仕さんが「特典なので持ち帰れますよ~下げて大丈夫ですよ~」とお声がけされていました。スタッフさんちゃんとお客さんのこと見てるすごい…そしてごめんなさい。笑。
メニューは画像の通りです。見ているだけでニコニコしちゃいますね。
よく見ると右側の日付が2018年になっている。
以下、メニュー表順にお料理を紹介しますね。
○ずわい蟹のフラン
フランとは「牛乳や生クリームを合わせた卵液を型に流して焼く※1」とのことです。確かに食べた感じ、具無し洋風茶わん蒸しみたいな感じでした。笑。
そしてかに~~~~かに大好きだからいきなり出てきてうれしい!!そしてこのカニの身が太くて!噛みしめる度に!!カニ汁が染み出てジューシーでおいしい~!!
下のフランもすごく優しい味で、かにの味をより引き立てて本当に美味しかった!あと当たり前なのですが、お料理が丁度いい温かさでより優しい味に感じました…お代わりしたかったなあ。笑。
○タスマニア産スモークサーモンのタルタル 彩り野菜とキャビアソースのアクセント
スモークサーモンは燻製風味控えめからのサーモンの濃厚な味がダイレクトに来る感じ。酸味の効いたクリームベースのキャビアソースと一緒に食べるとお互いの味を邪魔することなく上手く合わさってすっごく美味しかった…これ考えた人天才かよ…お代わりしたかtt
余談ですがメインダイニングのお料理の写真を拝見するとソースの上にキャビアが載せられていましたが、こちらではキャビアがソースに和えられていました。
○冷製カリフラワークリームスープ
これすごかった。カリフラワーって独特のえぐみ感じる気がするのですがそれが一切なかった…。舌触りは完全にクリームスープなのに味がクリームに頼ってなくて、本当カリフラワーの美味しい綺麗な部分だけを濃縮して飲んでいる感じ。そして写真では見えないのですが下段にはブイヨンのジュレ?みたいなブラウン色のゼリーが敷いてありました。こちらと一緒に口に含むとよりコクが出て美味しかったです。
そこまで好き好んでカリフラワー食べないのですが、これはまた飲みたいな~。
メインダイニングの方は更に百合根が入ったものにパセリが添えられていました。
○甘鯛のパプール 茸のデュクセルとタイム風味のソース
パプール!蒸す!!これならわかる!!!!
デュクセルは「シャンピニョン、タマネギ、エシャロットをきざんで妙めたもの※2」とのことです。へー。
普段いいもの食べていないので加熱された鯛のイメージがたんぱくで比較的パサパサって感じだったのですが、こちらの甘鯛は適度にほくほくでぱさぱさ感を全く感じさせませんし、キノコや香味野菜の旨みが凝縮されたクリームソースと一緒に食べても控えめながらちゃんと上品な鯛の味がして凄く美味しかった…
あとこのイクラもすっごくぷちぷちなのこんなにたくさん食べていいの!?ってくらい盛られていました…鯛もソースも比較的優しい味だったので良いアクセントに。
とにかくソース美味しすぎましたし貧乏性なのでバゲット(後述)でソースを拭き取って食べました…これ書いててセルフ飯テロになってきてつらい…
因みに、メインダイニングのお魚は真鯛だったとのことです。
グラニテとか友人の結婚式で出された以来だよ…
ガリガリとした氷感を感じさせないとても滑らかなシャーベット状で酸っぱすぎず、かといって甘すぎもしないのにすごく美味しく感じるのはなんでだろう…今までのお料理もそうですが、味が濃いだけが美味しいじゃないを体現した感じ。控えめな爽快感で優しい味なのに口の中はちゃんとリセットできて不思議でした。正に口直し。
○和牛ロースの低温ロースト ソースマデラ 温野菜と共に
マデラソースでググっても誰が書いたかわからないアフィっぽいサイトしか出てこない…要約するとマデイラワインを煮詰めて作ったソースな感じですかね?確かに赤ワインベースな感じのソースでした。
肉!!柔らかい!!おいしい!!!!語彙力がなくなる!!!!!!
お野菜も美味しかった~ズッキーニ普段人に押し付ける程に苦手なんですけどこれは食べられました。笑。
この写真だと見にくいですが、クレソンの裏にある真っ赤なお野菜はにんじんのグラッセです。これ写真加工の色じゃなくて、にんじんとは思えないほどに鮮やかな紅色だったんです。グラッセとは思わず口に入れたら甘くてびっくりしました。笑。
マッシュポテトも滑らか越えてむちゃくちゃクリーミーで美味しかったです。普段食べるものよりクリーム感強く、重くなくてすごく好みでした。
メインダイニングは国産牛とのことでした。
○自家製ミルクパン バゲット
写真撮り忘れていました…
ミルクパン、超ふわふわだし温かいしですごくおいしかった~!テーブルに備え付けのバターと一緒に食べると更に美味しかったです。そして早く食べるとお代わりを持ってきてもらえます。痩せている時に買った準正装服を無理矢理着てきてあまり食べ物入れられなかったのでお代わりできませんでしたが…。
提供タイミングはフランを食べ終わった後くらいでした。
○林檎のパリブレスト
パリブレストとは「シュー生地を大きなリング状に焼き、水平に切って、間にアーモンドのプラリネ入りのクリームを挟み込んだもの※3」とのことです。ありがとう講談社。
密度高めのシュー生地の間に林檎のコンポートとナッツ系のクリームが挟まっていて、これが甘すぎず美味しい!コンポートなのに!笑
甘いデザート食べた後に口直しとして塩気があるもの食べたくなるデブな私でも最後まで美味しく食べられました!口直し必要なし!
がっつり「デザート」を求めていると物足りないかもしれませんが、個人的には料理の余韻を壊さなくていいのかなという印象です。
因みに、船上でお誕生日を迎えるとホールケーキと生演奏がプレゼントされるそうで、ダイニングで祝われた方がいらしたそうです。いいなー。
お料理全体の感想としましては、基本的に優しい味なのに素材の旨みがちゃんと生かされていてとても美味しかったです。上田シェフとスタッフさんありがとう!!!また食べたいけどいつのことになるやら…。
○おまけ 飲み物
一部隠れていますが後ろのメニューが飲み物メニューです。値段が書いていないものはアルコールでも追加料金なしで好きなだけ飲めまして、他にウイスキーやハウスワイン等ありました。希望すれば別にワインリストを用意していただけるとのこと。ソフトドリンクは温州みかんのジュースがとても美味しかったことしか覚えていません。笑。
食前酒の欄があったのでせっかくですし最初はチンザノ→日本酒を注文したらおちょこ選ばせていただきました。ありす担当なのでありすブルー。笑。
食事の味を邪魔せず美味しくて水みたいに飲めました!笑 食中酒として◎。
ハウスワインも注文したのですが、ぱしふぃっくびいなす仕様の瓶に入れられたワインをその場でグラスに注いでいただけました。
もっと飲みたかったですがちひろさんに怒られちゃうのでそこそこに。
次はトーク&ライブです。
実は途中まで書いてみたのですが長くなったので分割します…そして段々失われていく記憶…今月中に全部書きたいな…。
※1 かぼちゃのフラン | キユーピー3分クッキング | CBCテレビ
https://hicbc.com/tv/kewpie/recipe/2018/180928.htm
※2 duxelles デュクセル(料理百科事典) (株)柴田書店 - 食の総合出版
http://www.shibatashoten.co.jp/words/detail.php?wid=280
※3 パリブレストとは - コトバンク(講談社「和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について」より)
https://kotobank.jp/word/%E3%83%91%E3%83%AA%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%B9%E3%83%88-1495929